コラム『カナダに暮らす。カナダを楽しむ。』

第3回
食材の宝庫、
モントリオールの
ジャンタロン市場

モントリオールからこんにちは。

夏には気温35度を超えることも珍しくないモントリオール、ここしばらくうだるような暑さが続いています。

そんな蒸し暑いある晩に、私のカナダ人パートナーの仕事仲間のお宅へ食事に招待されて行ってきました。

いただいたのは、マンゴーやキュウリ、ライム、ヨーグルトを使った冷製スープに、エストラゴンを効かせたクリームソースが添えられたカワマスのムニエル。
食後には、イチゴの甘酸っぱいムースとお庭のミントを煎じたハーブティーと、暑さを忘れさせてくれる爽やかな手料理でした。

さて、その時も話題になったのですが、お客を招いて料理をふるまう場合、この野菜はどこで買ったとか、魚はいつもどこどこで買っているとか、食材の調達先についてよく話します。

何しろ、みんなそれぞれお気に入りやこだわりのお店があるからです。

なかでも共通してよく挙がる場所が、「ジャンタロン市場Marché Jean-Talon」。
パートナーと私にとっても定番の買い物スポットです。

今回は、そんなモントリオール暮らしの食卓には欠かせない存在、ジャンタロン市場についてお話します。

ジャンタロン市場

ジャンタロン市場
▲夏の晴れた日には、特に賑わうジャンタロン市場。屋根付きですが、光が差し込む明るい空間になっています。カートや大きなバッグを持参して、大量に買い込む人々の姿もたくさん見かけます。

モントリオールには生鮮市場がいくつかありますが、なかでもジャンタロン市場は、地元のモントリオーラーと観光客でいつも一番の賑わいを見せています。

モントリオールを初めて訪れたとき、私のパートナーがまず連れてきてくれたのがこの市場でした。
以来、この街で私の大好きな場所となったのです。

きれいに並べられた色とりどりの瑞々しい野菜やフルーツ、つい立ち止まってしまうおいしそうな手作りスイーツ、メープルシロップ製品など豊富なケベックの特産物、そして売り買いする人々の賑やかな声と笑顔…

何度足を運んでもワクワクします。

魅力的な市場は世界中たくさんあるけれど、ジャンタロン市場の良いところは、なんといっても年中無休の常設市場だということ。

さらに20,000㎡を超える広大な敷地に、150もの生産者が出入りする大規模マーケットで、こうした条件がそろう市場は世界でも珍しいそうです。

ジャンタロン市場の楽しみ方

そんなジャンタロン市場の楽しみ方を、私たちの定番コースを例にご紹介します。

たくさんのお店に目移りしてしまいそうですが、私のパートナーはおなじみのマダムがいる定番のお店にまっすぐ向かいます。

にんじん、ズッキーニ、ほうれん草、アスパラガス、セロリ、ニンニク、きのこ類…

大体のものは一箇所でそろえますが、芽キャベツ、ブロッコリー、トウモロコシなどは季節に応じて出店される専門店に行きます。

ベリー類を豊富にそろえたお店
▲ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、ストロベリーなど、ケベック産のいろんなベリー類、パニエに入ってきれいに並べられて、可愛らしい!

フルーツを買うお店もなんとなく決まっています。
マンゴーがおいしいのは向かいのおじさんのお店、ブルーベリーやラズベリーだったらベリー類を豊富にそろえたお店に向かいます。

種類豊富な柑橘類どれにしよう、グレープとマスカットどちらにしようかな、など迷ったときには、お客さんはみんな積極的に味見します。

ナスひとつをとっても、いろんな種類をそろえたお店
▲ナスひとつをとっても、いろんな種類をそろえたお店もあります。見たこともないような種類もありますが、どんな料理に合うかなどお店の人に質問すると、気さくに教えてくれます。

オーガニック商品も充実

また市場にはオーガニック商品も充実していて、オーガニック専門の八百屋、肉屋、エピスリー(食料品店)、サプリメントや日用品などを扱うお店も見つけられます。

最近お気に入りのオーガニック専門店、ミニトマトの味が格別で何度もリピートしています。

たまに、少しいびつに育った野菜たちのパニエ売りもしていて、お得にいろんな種類の野菜を試すよい機会になります。

オーガニック野菜専門の人気店
▲オーガニック野菜専門の人気店。一角には野菜やハーブ類の苗も販売していて、自宅のバルコニーや庭などでオーガニック野菜を気軽に育てられます。

ケベック流ファーストフード

さて、小腹が減ったときには、その場で食べられるピザやバーガー、クレープなどケベック流のファーストフードも人気。

搾りたてのジューススタンドにも、たくさんの人が集まっています。

夏に現れるトウモロコシ専門店では、茹でたてをその場でいただけるのもうれしいひと時。

トラックの荷台で持ち込まれた大量のトウモロコシ
▲甘さがギュッとつまったトウモロコシは、夏場の楽しみのひとつです。トラックの荷台で持ち込まれた大量のトウモロコシには圧巻!カナダ人のトウモロコシ消費量はすごいです。

そして、ケベック菓子の甘い誘惑にも負けちゃいそうです。

メープル菓子、ブルーベリータルト、イチゴとルバーブのタルトも甘酸っぱくておいしそう!

魅惑のメープル菓子
▲魅惑のメープル菓子。こちらは「ペ・ド・スール(修道女のオナラ)」というなんとも笑っちゃう名前のお菓子です。

さらに各国料理のスタンドも楽しみのひとつで、ベトナムの春巻き、インドサモサ、モロッコ菓子、ポーランドのパンなど、エキゾチックなグルメを気軽に食べ歩きできます。

これらのスタンドが集まる市場の中心部には、テーブルと椅子が用意されていて、買い物の合間にほっと一息できるスペースになっています。

ミュージシャンたちの生演奏

ミュージシャンたちの生演奏
▲ミュージシャンたちの生演奏は、市場の雰囲気をより楽しげにしてくれます。たくましい腕にタトゥーの入ったお兄さんたちの弦楽演奏、かっこいいです。

すると、楽しげな生演奏の音楽が聴こえてきました。

夏場には、弦楽器のバンドやアコーディオン、ギターの弾き語りなどのミュージシャンたちが、賑わう市場をさらに盛り上げてくれます。

市場の楽しみは、まだまだ語り尽くせません。

野菜やフルーツばかりではなく、肉屋、魚屋、チーズなどの専門店に、ケベック特産品を集めたお店など、ジャンタロン市場ならではの魅力的なお店がいっぱい。

また別の回でご紹介したいと思います。

  • 【Marché Jean-Talon】ジャン=タロン市場
    7070, avenue Henri-Julien, Montréal, Québec, H2S 3S3
  • >Marché Jean-Talon

midoriさん

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